【hulu】オーファン・ブラック

『オーファン・ブラック暴走遺伝子』、昨年の春にアメリカでシーズン1が放送されるや、製作陣の当初の予想とは裏腹に大ヒットしている。

クローン人間を題材としたストーリーは、昨今のドラマや映画のコンセプトとしては特に新しくはないというのに、このドラマはその群を抜いた面白さで各賞レースを席巻している。
そんな衝撃の新感覚サスペンス海外ドラマ『オーファン・ブラック暴走遺伝子』が、ついにhuluに、日本に上陸を果たした。8月にはDVDも発売したようだ…しかも、もうDVD BOXで。。

オーファン・ブラック~暴走遺伝子 DVD-BOX

主人公は、孤児院出身で前科者のサラ。養母に預けた娘を連れて遠くへ逃げ、人生をやり直そうと考えていた時に、自分とソックリな女性べスが自殺する現場を目撃する。サラは義弟フェリックスの力を借りて自らの死を偽装。べスになりすまし、彼女の貯金を奪って逃走資金に充てようとする。だが、誤算だったのはべスの職業が刑事ということ。そのうえ、生前に不祥事を起こしていた。正体を知られまいと四苦八苦する彼女の前に、またしても自分と瓜二つの別人が現れる…。

日本でもSTAP細胞に関する論議や、ips細胞などで再生医療を実現するために、重要な役割を果たすと期待されている現在社会にも当てはまるかもしれない。まぁ、STAPについてはまだわからないけどw

ただ、このオーファン・ブラックは既に現代科学のタブー「クローン人間」を開発済みで、その研究開発の末に生まれた女性たちが恐るべき陰謀へ立ち向かい、謎を暴いていく衝撃的な作品です。

そしてこのオーファン・ブラックの見所のスゴいところというか、楽しむべきは主演のタチアナ・マスラリーが自分のクローンも演じるので一人6役もこなしている。相当、撮影現場では忙しいことだろう。ファッションも、性格も、もちろん家族環境、生い立ちも違う人間を演じきっている。教育ママや、研究生、パンキーなどなど。