2009年製作、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のサスペンススリラーアクション映画「パーフェクトゲッタウェイ」。
よくある大どんでん返しムービーではあるものの中々楽しませてもらった。
新婚ホヤホヤのカップルがハネムーンでハワイへ。
カウアイ島の秘境へ向かう途中で出会う他の二組のカップル。
そんなオアフ島で、あるカップルが殺害される。
犯人はその後、カウアイ島へ…。
実は、この三組のカップルの中に猟奇殺人カップルがいる。
そのカップルは、どのカップルだ?っていうのが大まかなあらすじ。
予測不可能的な映画はワクワク感が堪らない
最後まで予測不可能的な作品だが登場人物の少なさから何となく犯人が分かるかもしれないが、その事実が分かったときは少しの衝撃を感じる。
それは映画冒頭のシーン、結婚式の友人のコメントをビデオカメラで撮影する映像に何故、新郎新婦が映らないのかが分かったときが少しの衝撃を受ける。
犯人が分かってからはさっきまで緩やかなテンポで進んでいた映画は急に堰を切ったようにスピードを増す。
回想シーンの布石を絡めての現在(いま)への繋げかたは「シックスセンス」を思い出す。ちなみに「
シックスセンス」もhulu配信中。
固辞付けすぎじゃない?という人もいると思うけど、
私は期待を裏切る形の作品が好きなのでそういう見せ方はワクワクしてどこか嬉しい。
絶対に二度みたくなる映画
ここからはネタバレになるけど、ミラ・ジョヴォヴィッチの悪役はあまり見たことないので新鮮だった。
戦うシーンはどうしても「バイオハザード」のアリスを思い出すし、戦う相手の女を見れば絶対に負けるはずがないと思ってしまう。「
バイオハザード」もhuluで配信中。
ただ、猟奇的な殺人者だけに顔や目は鬼気迫るものがあって良かった。
ミラ・ジョヴォヴィッチの新郎の夫役(本当は結婚してないけど)の男も文系な脚本家を名乗ってる割には、意外とガタイが良いことが後半に分かって怪しいこと満載。なぜなら、前半は眼鏡を掛けてポロシャツを脱がないからガタイ良さそうは見えないし、他のカップルの彼氏どもが、まぁ、アバクロにいるモデルのようにガタイ良いもんだから完全に
怪しさが隠れてしまっている。
ただ、こういう手法は素晴らしいと思うし、この部分に関しては完全に騙されてしまったし、タイトルが「A PERFECT GETAWAY(パーフェクトゲッタウェイ)=犯人の完全なる逃走」だから理にかなってるとも思う。
この作りは、絶対に二度みたくなる映画の一つです。
最後、シドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)がどんな扱いを受けたかが、完全には描かれていないのが気になる。
あのまま逮捕されたのか、被害者ぶっておとがめなしなのか。
そのあたりは皆さんも見て想像してもらいたいです。
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